当社は五つのゲージで編み立てます。3GG、5GG、7GG、12GG、16GGです。これで全部です。範囲の中から任意の値を選べるものではなく、離散的な一覧です。
ゲージは、カシミヤ製品の見え方、重量、ドレープを左右する最大の変数でありながら、買い手が最も空欄にしたまま送ってくる仕様でもあります。本ガイドでは、それぞれが何に向くのかを説明します。
ゲージが実際に示すもの
ゲージ(GG)は、編機のニードルベッド1インチあたりの針数です。針数が多いほど、同じ糸から細かく密度の高い編地が得られます。
当社が編み立てるカシミヤ製品はいずれも単一の番手Nm 26/2で編まれ、その同じ糸から、
「もっと重いセーターがほしい」がゲージの話であって糸の話ではないのは、このためです。
五つのゲージ
3GG — 最も重い
当社で最も太い編地です。編目がはっきりと出て、重量があり、立体的なケーブルが力強く表れます。存在感のあるアウターウェア相当のニット、オーバーサイズのシルエット、編目そのものがデザインとなる製品に向きます。1枚あたりの糸使用量が最も多く、それが単価に反映されます。
5GG
依然として太番手の印象がありながら、室内でも着やすい範囲です。3GGほどのボリュームを出さずに、はっきりした表面感を求めるカーディガンや厚手のクルーネックでよく選ばれます。
7GG
中肉の主力です。リブやケーブルがはっきり読み取れるだけの編目の表情があり、通年のニットウェアとして扱える軽さもあります。特に理由がなければ、最初のセーターの企画はここから始まるのが通例です。
12GG
細番手のゲージです。表面が滑らかで、ドレープが流れ、編目はほとんど目立ちません。上質なクルーネック、ポロ、ワンピース、肌に近く着るものに向くゲージです。12GGのカシミヤは、構造が競合しない分だけ、繊維の柔らかさが最も直接的に表れます。
16GG — 最も細い
極細です。羽のように軽く、布地に近いドレープで、編目の構造はほとんど見えません。レイヤリング、ハイゲージのトップス、軽量なトラベルニットに適します。適切に回すのが技術的に最も難しいゲージであり、糸のばらつきに最も厳しいゲージでもあります。当社が測定値に基づく番手で紡績している理由の一つがここにあります。
ゲージの選び方
その製品に何をさせたいかから逆算するのが実務的です。
- 編目を見せたいか。見せたい → 3GGまたは5GG。見せたくない → 12GGまたは16GG。
- 重ね着の上に着るか、肌に近く着るか。上に着る → 低いゲージ。肌に近い → 高いゲージ。
- 合い物か、通年か。通常は7GGまたは12GGに落ち着きます。
- 単価に敏感か。低いゲージほど1枚あたりの糸使用量が増えます。
単一のスタイルではなくコレクションを組む場合、ゲージは色数を増やさずに見た目の幅を作る手段でもあります。最低発注数量を決めるのはゲージではなく色です。一色で三ゲージなら糸のロットは一本。一ゲージで三色ならロットは三本です。
一覧が離散的である理由
それぞれのゲージは物理的な機械の設定です。当社はドイツ製Stollの横編機と日本製Shima Seikiのホールガーメント機を稼働させており、それぞれが特定の針密度で組まれています。7GGと12GGの間に中間の設定は存在しません。3速と4速の間にギアがないのと同じです。
したがって、この五つ以外のゲージを指定した仕様は、書かれたままでは対応できません。当社のいずれかに解決する必要があります。他の数値を記載したテックパックを引き継いでいる場合は、そちらをお送りいただければ、当社のどのゲージが最も近く、完成品にどのような差が出るかをお伝えします。
一つの製品ファミリーを説明する際に、7GG – 16GGのような幅の表記をご覧になることがあります。これはそのファミリーがそれらのゲージにわたって作られていることを意味し、中間の値が存在するという意味ではありません。
ゲージとサンプリング
ゲージは写真から判断しにくく、手に取れば容易に判断できます。生地スワッチはそのためのものです。10 × 10 cmのスワッチは$20で、在庫から即時出荷でき、同じ組織を複数のゲージでお送りして直接比較していただけます。
これは通常、製品サンプルよりも先に充てるべき費用です。1枚$80からの試作に進む前に、ゲージの問いを解決できるためです。
お送りいただきたい情報
正確な見積のために、ゲージは組成、組織、色とあわせてご記載ください。テックパックにゲージの記載がない場合は、当社のデザインチームがサンプルとともにゲージを提案し、その根拠をご説明しますが、ご自身で指定いただければやり取りが一往復減ります。
仕様を見積依頼からお送りください。2営業日以内にご返信します。


